通信規格 RS-485 は、その耐ノイズ性、通信距離の長さ(最大 1,200m)から、工場内設置機器のネットワーク化等ノイズ環境の悪い場所でのネットワーク構築のための通信規格として注目されています。

特に当社の取り扱うアナログデバイセズ製 ADM2485 は、その構成部品点数が少ないことから利便性が高い製品として多くのお問い合わせをいただいております。この ADM2485 を使用して RS-485 トランシーバ回路を構成する場合、絶縁された二次側へ動作電力を供給するための電力供給用絶縁トランスが必要となります。
コイルクラフト製 DA2303-AL および DA2304-AL は、ADM2485 専用のパワーライン伝送用絶縁トランスとして開発されました。
- RS-485 トランシーバ IC「ADM2485」専用に開発された製品
- ADM2485 の発振制御回路に接続することにより、入力電圧 5.0V (DA2303-AL) または 3.3V (DA2304-AL) から、二次側電圧を 6.0V に昇圧する巻線比率で構成されています(詳しくは ADM2485 のアプリケーションノートをご覧ください)
- コイルクラフト社独自の巻線技術により、小型軽量ながら一次二次層間絶縁耐圧は 2,500Vrms と、非常に高い層間耐圧を実現
- 一次巻線、二次巻線ともに中間タップを有しています
- 面実装部品
- ROHS 規制をクリア、鉛レス高融点はんだに対応