AVR SD ファミリの MCU は、厳格な安全性保証が求められるアプリケーションをサポートするために設計された機能安全機構を内蔵しています。熱暴走の検出やセンサデータ (ロータリー位置等)の監視等の重要な機能のメインプロセッサとして、最小限の消費電力で利用できます。また、ASIL D および SIL 3 までのより高い安全度レベルをターゲットとするアプリケーションのセーフティクリティカルな機能をミラーリングまたはオフロードするための、複雑なシステムにおけるコプロセッサとしても優れた候補です。

特長
- 動作電圧範囲:2.7V ~ 5.5V
- 最大 20MHz で動作するデュアルコアロックステップ AVR CPU
- ASIL C(ISO 26262)および SIL 2(IEC 61508)安全規格に準拠
- フラッシュ、SRAM、EEPROM 上のエラー訂正コード(ECC)
- 2つの 10-bit、100ksps、A/D コンバータ
アプリケーション
- 飛行制御システム
- 点火制御
- ロボットの安全機能
- ADAS(先進運転支援システム)
- 医療用輸液ポンプ
資料ダウンロード
AVR32SD20/28/32 暫定版データシート(英文)PDF - 10.28 MB