VIP Interview with Steven Andrezyk, Director of Marketing, IXYS Integrated Circuits Division

IXYS ICD 社 Steven Andrezyk 氏とのインタービュー

IXYS 半導体事業部 Steven Andrezyk 氏
Steven Andrezyk
IXYS ICD (IC Division)
Director of Marketing

優れた光学式絶縁など独自の技術を誇る IXIS ICD の Steve Andrezyk 氏が、弊社営業向け製品レーニングのため来日されました。

Q1まず、IXYS 半導体事業部(以降IXYS ICD)を簡単にご紹介してください。

IXYS ICD は 1937 年に CP Clare Corporation として設立。電力と電話通信(通信テレフォニー)市場向けの電気機械式リレー(EMR)のメーカーでした。その後、CP Clare Corporation は Clare Inc. となり、通信と産業機器市場向けの半導体ソリューションをサポートするため、高耐圧ウェハーファブ技術による高信頼のソリッドステッド・リレー(SSR)の開発に重点を置きました。

ハイパワー MOS FET などで知られた IXYS Corporation は、2002 年に Clare Inc. を買収し、IC と SSR の開発部門の IXYS ICD としました。現在、独自のOptoMOS 技術を用いた半導体リレー(SSR)とゲートドライバーのリーディングメーカーで、さらに高耐圧半導体やパワーICを産業機器向けに提供しています。

Q2他社製品と差別化するIXIS ICDの製品の優れた点を教えてください。

IXYS ICD製品の優れた点は下記の通りです。

  1. 独自の高耐圧SOI技術(>700V)、と深トレンチ構造 BCDMOS プロセス
  2. 光学式、トランス式、キャパシタ式、抵抗式による絶縁バリア技術
  3. 製品の高信頼性やリードフレーム上にチップを搭載する形成技術に伴う低コストマルチチップパッケージ、多彩なパッケージスタイル(フラットパックと面実装、両方共に業界標準に準拠)と光学絶縁式パワー製品群(独特なスーパー SIP、パワー SOIC
  4. アナログ、パワーおよびミックスドシグナル IC の設計能力

Q3半導体製品の今後の開発ロードマップを可能な範囲で教えてください。

IXYS Power事業部が高耐圧、ハイパワーディスクリート製品でかつ低熱抵抗を実現したハイパワーパッケージ製品を持っていることから、私たちの関連するパワーリレー製品の幅を広げることができます。新製品のサイリスタをベースにした800V/20AスーパーSIPタイプ(ヒートシンク付光学絶縁式)はその良い一例です。これらのモジュール製品は産業業界標準のピン配列としていながら、既存のものと比べて1/3の省スペース設計です。

動作電圧/パルス電流の市場要求拡大により、IXYS ICDのゲートドライバーICビジネスは急成長しています。最近新しい700V ハーフブリッジドライバ(デッドタイムプログラマブル)をリリースしましたが、さらに高い電圧を見据えています。高電圧スイッチやLED照明用製品、プログラム可能はコンデンサーやRFIDタグなどの開発にも注目しています。

Q4日本市場での主なターゲットを教えてください。

日本では、産業機器、セキュリティ、計測、LED照明、通信分野に重点をおいています。産業機器市場において、モーターやヒーター、または制御コントローラーに情報を送るセンサのような負荷を駆動するパワー製品や高耐圧製品および半導体リレー製品はとても有効です。

セキュリティ市場も成長している中、赤外線検出や電気施錠などの応用が増えています。電力計などの計測市場は、市場のニーズを満たす新しいデバイスを開発するチャンスを私たちに与えてくれていると思います。

LED 照明の分野も大きな成長を見せています。IXYS ICD は LED ドライバ IC とディプレッション型 MOS FET で AC 電源回路のケミコンレス化のビジネスを展開しています。また、通信分野ではテレホンラインインターフェース IC とフックスイッチ監視製品を提供しています。

Q5日本市場において、特に成長を見込んでいるセグメントがあれば教えてください。

現在、電力コスト高のためスマート電源関連製品はとても重要です。コスト削減をしようとしている産業機器市場のお客様にとって、使用量、料金、アラーム、無効電力などの情報を提供するパルス出力電力量計の開発はとても重要です。分割制御が必要な大型接触器を駆動するにはリレー出力の追加も必要です。半導体リレーは電磁式リレーよりも信頼性が高いため、この様なアプリケーションでの選択肢として認識され始めています。

産業機器市場もまた、日本での成長において重要な役割を果たすと考えます。

Q6日本でのお客様へのサポート体制を教えてください。

サポートを必要とするお客様に対して、グローバル電子と密接に協力し対応しています。台北市にあるIXYS ICDアジアオフィスと米国本社からも日本のお客様をダイレクトサポートしています。さらに、私たちの一番難しい製品では、評価ボードを開発し、図面やボードレイアウト、部品表(BOM = Bill Of Material)も提供しています。

Q7グローバル電子とのパートナー関係において、どのような期待がありますか?

グローバル電子は日本市場で長年にわたってサービスを提供してきた経歴があり、日本国内に限らず、日本企業の海外拠点に対しても強力な営業体制と技術サポートを提供しています。グローバル電子の強みのおかげで、私たちは日本のエンジニアのニーズをより深く理解することができ、日本市場に合った IXYS ICD 製品の開発ができます。

Q8最後に、日本のお客様にメッセージをどうぞ。

IYXS ICD にとって、日本は創造的かつ革新的なシステム設計の世界的リーダーです。親密に協力して、日本のお客様の成功に貢献し、日本がリーダーであり続けるよう役に立つコンポーネンツを提供し続けたいと思っています。日本のお客様とのパートナーシップをより深め、信頼関係を築けるよう私たちはお客様と対話を続けてまいります。