センサーテクニクス社の新製品LBAシリーズは圧力レンジ25Paからの超微差圧センサです。画期的な新技術の採用によって、ダスト汚染や結露に対する高い耐性を確保しています。 HVAC(暖房・換気・空調)や呼吸器具用途に最適です。

LBAシリーズは、圧力レンジ 25Paから500Paのレンジに対応した超微差圧センサです。(双方向にも対応しており、±25Paから±500Paにも対応できます。)オンチップCMOSアナログ・シグナルコンディショニングにより、0.1%(Typica)の高い差圧分解能と1 ms(Typical)の速い応答時間をもつ直線性/温度補償された出力が得られます。
LBAシリーズの特徴は優れた感度とオフセットの安定性にあります。センサチップに集積化された極小の流路(micro-flow channel)を通過する気体の熱式流量測定に基づいており、非常に狭い流路はLBAセンサを通過する流量を桁違いに減少させています。この極めて低い気体流量がダスト汚染や結露に対する高い耐性を保証し、出力の校正や補正をすることなしに(センサの性能に影響を与えないで)チューブやフィルターを接続することを可能にします。
主な特長
- 圧力レンジ: 25Paから500 Pa (±25Paから±500Pa)
- 熱式極小流量測定に基づく圧力検出
- 校正および温度補償された出力
- 分解能 Typ 0.1%FS
- 0.5...4.5 V リニア出力
- 高い流れインピーダンス
- RoHS対応
LBAシリーズは、人工呼吸器、肺活量計、睡眠診断装置、噴霧器、酸素濃縮器などの医療用呼吸装置のほかHAC(冷暖房空調設備)分野での微差圧検出に最適です。